- 「いちまる」というキャラクターが好きになるアプリ
- たっぷり学べる
- 文字入力はしやすいか?
- ゲーム要素満載で頑張りたくなる
- なんで「しり漢」(「しりもじ漢検」)なの?
- 日本漢字能力検定協会が企画製作・配信しているアプリ
- 「いちまる」の「しり漢」アプリ感想
- 漢検の「いちまる」関連
子どもとの「おうち時間」に漢検アプリを取り入れました。漢字学習ができる「ゲーム」アプリ、【いちまると旅しよう! しりもじ漢検】です。
「いちまる」というキャラクターが好きになるアプリ
小学生の漢字学習用無料アプリや3DSのゲームソフトのことをこちらに書きました。
そこで書いたように、以前、うちの子は「いちまる」という漢検のキャラクターが好きではなかったんです。だから無理かな~と思いつつ、試しに古いスマホに「いちまる」キャラの漢検アプリ「しり漢」を入れて渡してみました。すると、大喜び!
「前はいちまるが好きじゃなかったけど、いちまるが好きになった」そうです。
キャラと会話ができる!動作と話し方がかわいい!
キャラクターをタップしてぐりぐりすると喜びます。
こんな風にキャラクターと会話ができます。
文の最後に「まる」をつけます。
「ごはんたべた?」といった日常会話から、簡単な漢字クイズまで。
正解するとウィンクしたり、間違うと困った顔をしたり。
何度も会話すると、ハートが出てきて「親密度」が増すそうです。
この仕草にメロメロの様子。親の私も「いちまる」ちゃんが好きになりました。
ストーリー性がある~宇宙人「いちまる」と一緒に日本一周の旅へ
無料アプリの割にきちんとしています。きちんとストーリー性があるんです。
うさぎのようでうさぎでない宇宙人が地球へ旅行に来た設定です。
ところが突然、不時着し、いちまるは宇宙船内に一人取り残されます。
そこへ、このアプリを操作している子が訪れた形式です。
「なになに?かわいい宇宙人まるって?」
「照れるまる~~。」
かわいい~!
こうして、いちまると日本全国、いちまるの仲間探しの旅(漢字学習の旅)をすることになるのです。
たっぷり学べる
ステージ数が多く難易度が変化する!
最初のマイページ画面から右下の「チャレンジ」ボタンを押すと、日本地図の画面に来ます。
6つのエリアに分かれていて、それぞれ漢検10級(小1)~5級(小6)のレベルになっています。
1つのエリアは20ステージが3面。
さらにシーズンがあり、春・夏・秋・冬と順番に難しくなっていきます。
日本各地の名産品・名所も学べる
エリアごとに各地の名産品や名所があちこちに出てきます。
三重・滋賀・和歌山のエリアの例。
「いちまる」ちゃんが甲賀忍者に変身しています~!
漢検に出題される問題が文で出る
問題は文章で出てきます。読む問題・書く問題だけでなく、級ごとに出題される内容に沿っていて、上の方の級だと、「共通の漢字を一文字いれましょう」などの熟語を作る問題「熟語作り」「対義語」「類義語」も出てきます。
1ステージ終わるごとに、正しい答えと自分が書いた答えが並んで表示されます。復習もしっかりできる構成になっています。
文字入力はしやすいか?
タッチペンと指、どちらがいい?
答えが2文字以上の場合は、1文字ずつ書いては右矢印をタップをしていきます。
ひらがな入力は楽ですが、こみいった漢字入力は疲れます。
指でたくさん書くと疲れるだろうと100円のタッチペンを使わせてみたら、「指の方が反応がいいから」と使わなくなりました。
高性能のペンなら反応がいいでしょうが、ひとまず「指が疲れるほど使わない」ことにし、指で書くことにしました。
消しゴム機能はなく一文字ずつ消す
「取り消し」ボタンを押すと書いている最中の文字を消すことはできます。しかし、1画だけ消したいと思っても消せません。漢字の最後の一画で間違った時、消しゴムだと最後の棒だけ消せばいいのに、その一文字すべて消すことになるのでもどかしく感じることがあります。慣れれば大丈夫ですが。
文字入力は書き順まで判定
書き順も判定されるそうです。
綺麗に書けていなかったり、ひらがなの「っ」「ょ」「ゅ」「ゃ」などを4分の1の範囲内で書けていなかったりしても、「×」判定が出るそうです。厳しい!
誤判定されるパターン
このアプリのネット上の感想に「反応が悪い」「きちんと書いているのに間違い判定される」などの書き込みがありましたが、きちんと書いたつもりでも誤判定されるパターンが少しわかりました。
例えば「白」1画目の後、2画目に行くまでにいったん指をしっかり離さないと、続けて書いたと判断され、間違い判定されてしまいます。
それが分かってから、気を付けて入力するので誤判定されなくなりました。
人によって微妙な癖があり、それに機械が反応して誤判定を出す場合があるんだと思います。
おもっきり「×」「○」判定が出るので、お子さんによっては「正しい漢字を書いたのに「×」が出た!」とショックが大きいかもしれません。
うちの子は小さい時にこういうもので、「×」判定がでたら泣きおこるタイプだったので、この「しり漢」でも誤判定の「×」が出たら泣いて怒るかなと思ったんですが、なぜかこれは大丈夫でした。
ゲーム要素満載で頑張りたくなる
ボーナス問題有・派手な結果発表
最後の方にボーナス問題もあり、1ステージ終わるたびに派手な「結果発表」があります。
スターやコイン所持数、連続日数表示、鍵マークまで!
時間数や連続日数、スターやコインの数から、
達成率表示まで。
カギマークも出てくるので、子どもはなんとかこのカギを空けたくなります。
うちの子はこのカギにものすごく反応して、星やコインを溜めたり、ステージクリアを頑張っています。
キャラクター変更・着せ替えアイテム入手のために
キャラクター変更や着せ替えアイテム入手もできます。
しかし、それには星を集めること、一定のレベルに達すること、各エリアをクリアすることなどいろんな条件を求められます。
キャラクターは一緒に宇宙船に乗っていたメンバー7人です。着せ替えアイテムはレアアイテムもあるので、女の子は特に必死で頑張りそうですね!
着せ替えアイテムの例。
クリスマスバージョンまでありました。
なんで「しり漢」(「しりもじ漢検」)なの?
ここまで読んで、じゃ、なんでこのアプリの名前は「しりもじ漢検」なの?「いちまると一緒に日本一周!漢検の旅」の方がしっくりくるんじゃない?と思いますよね。
※正しい名称は「いちまると旅しよう!しりもじ漢検」です。
尻文字でヒントをくれる!
なんと、いちまるが尻文字でヒントを教えてくれるんです!
「ヒント」ボタンがあるわけではなく、しばらくすると勝手に「いちまる」が尻文字を始めるので、そろそろ時間だ~!早くしなくちゃという気分になります。
いちまるの「しりもじ」動画を自作してSNSでシェアできる!
ひらがな・カタカナであれば、いちまるが好きな文字を「しりもじ」で書いてくれます。動画はダウンロードでき、簡単にTwitterやLINE、Facebookでシェアすることができます!
日本漢字能力検定協会が企画製作・配信しているアプリ
ずいぶんと楽しく面白いアプリですが、漢検協会が配信しているものなので信頼できます。
漢検の公式サイト内に次にようなサイトが用意されています。
⇒アプリのお部屋 | いちまるスペシャルサイト | 日本漢字能力検定
漢検協会の「いちまると旅しよう!しりもじ漢検」アプリ説明動画
漢検の「いちまるスペシャルサイト」にアプリ説明動画がありました。
(アプリのお部屋 | いちまるスペシャルサイト | 日本漢字能力検定より)
動画だとわかりやすいですね!
無料版アプリと有料版(360円)アプリがある
「いちまると旅しよう!しりもじ漢検」は無料版だけでなく、有料版もあります。有料といっても360円で、アプリ内課金はありません。
「いちまるスペシャルサイト」内からは無料版しかダウンロードできないので、こちらに無料版・有料版それぞれ分けて載せておきます。
無料版~広告あり
無料版は広告ができてきます。
※アプリ内課金なし
Google Play
Apple Store
有料版~広告なし
広告なしの有料版は360円です。
※アプリ内課金なし
Google Play
Apple Store
「いちまる」の「しり漢」アプリ感想
使っていて気付いた点を書いていきます。
無料版だと広告が入るから有料版でも良かったかも
無料版だと一定時間使うと、突然何の前触れもなく広告動画が流れきます。
「広告が入るといったんお休み」というルールを作り、区切りをつけさせるのに役立てていますが、YouTubeと同様、毎回、これが子どもに見せたくないイヤな広告だったら…子どもがタップして困った画面へいったら…という心配がつきまといます。
データが引き継げない
どうせなら、有料版(360円)にしようかと思いましが、無料版からのデータを引き継ぐことができないそうなので、諦めました。子どもはすでに随分と遊んでいるのでまた1からするのもどうかと思えてしまいます。
一番やさしいレベルからのスタートになるので、有料版へ切り替えるなら出来るだけ早くした方がいいと思います。
また、無料版・有料版どちらも他の端末にデータを引き継ぐことができないので、どれではじめるか考えてからスタートしたいものです。
親子で一緒に楽しめる
今回、自分のスマホを使われるといろいろ不便なので、古いスマホにアプリを入れて子どもに使わせていました。だから、自分のスマホが使えます。
あまりに楽しそうなので、私も自分のスマホに無料版の「しり漢」アプリを入れ、休憩時間に子どもとすることにしました。
ボードゲームではなく、こういうデジタル系のゲームを子どもと一緒にする日がくるなんて…自分と対等の友だちと肩を並べてゲームしている気分が味わえました。
この記事の画像はすべて自分がした初回の写真です。
5級(小6終了程度)レベルまでしかない
アプリの対応級が5級までしかありません。小学校卒業レベルの漢字学習で終わりです。うちの子は少し幼いので多少年齢が上がっても「いちまる」キャラ効果が続きそうなので、できればすべての級に対応していて欲しかったです。
漢検の「いちまる」関連
「いちまる」の絵本
小さなお子さんがいらっしゃるご家庭はまず、この「いちまる」の絵本からどうぞ。
最初から「いちまる」キャラが好きで、「いちまる」キャラの対策本やアプリを使っていれば、途中で【別の漢検対策本の「ステップ」には級が上がると「ワイド版」がなくて使いにくい!】など困ることがなかったのではないかなと思えました。
無料ダウンロードできる「いちまる」漢字ポスター
漢検のサイトから、カラーのポスターを無料ダウンロードして出すことができます。
A4版と、A4を2枚貼り合わせるタイプとの2種類が用意されています。
5級(小6レベル)までは「いちまる」の対策本がある
5級まではアプリとこの「いちまる」シリーズ本があるのでなんとかなりそうです。
4級以上は「いちまる」シリーズの対策本がありません。
4級の勉強をする頃には「いちまる」の対策本のお世話にならなくてもいいくらい、もう少し精神年齢が成長しているかもしれません。
4級以上の取得も考えるなら3DSソフトも
漢検の無料アプリ「しり漢」は5級までしか対応していません。4級以上の級の早期取得を考えているなら、この3DSのソフトを対策本と共に取り組まれてもよいかもしれません。
1級まで対応しています。
でも3DSのソフトなら、「いちまる」も2級まで対応しています。
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