今回は、はてなブログ特別お題「迷い、決断したことは?」の投稿です!
子育ては仕事の片手間だと思っていた
出産前は仕事の片手間に子育てをする感覚でいました。実際、それができている人も大勢います。
「私の子どもは産後2ヵ月で保育所へ預けて、しつけも全部保育士さんに任せた。トイレトレーニングもしたことない。勉強は塾に任せるのと同じで、全部プロに任せるのが一番。うちの子は集団生活に慣れているから、一度も人間関係で問題をおこしたことがない」
一流大学から一流企業へ就職した子を持つ先輩の話を聞き、私もそんなつもりでいました。
もちろん、子どもが特別な病気や障害がある場合、仕事との両立は困難。
それはわかっていました。でも、私の息子は何もそういったことがありません。だから、大丈夫だと思っていたんですが、実際に保育所へ入れて働いてみると…
保育所へ入れた後、発達が遅れる
1年以上登園を嫌がり続け、保育所へ入る前は人より発達が早かったくらいなのに、ドンドンと遅れが目立つようになりました。健診で指摘を受けるほどではないのですが、まわりも「〇〇ちゃん、前より赤ちゃんになったね。」という状態。まわりの同じ年齢の子たちより1年くらい遅れている状況でした。
私の生活と思考が仕事中心になり、子どもに合わせて関わることが少なくなったからだと思います。それでも元気に育つ子は育つんでしょうが、うちの子は違う。このままでは就学時にも困ってしまうと気付きました。
幼稚園へ入れ、子ども中心の生活へ
当時、「お勉強系の幼稚園とのびのび系の幼稚園どちらにする?」というような時代で、私の場合「小学校で困らないように」が目標だったので、「お勉強系の幼稚園」へ入れ、在宅の仕事だけを残し、子ども中心の生活へ切り替えました。
入園当初は他の園児より遅れていることが多数あり苦労しましたが、卒園時には、一通りできるようになりました。当時、他の保育所へ転園させるか、幼稚園にするか、ものすごく悩みましたがこれで良かったと思います。
人によって違う
私は出産前、仕事をしながら自分中心の生活をして、片手間に子育てをするのがカッコイイと思っていましたし、優秀な人はそれができるんだと思っていました。雑誌などでの取り上げ方もそうです。でも優秀とか優秀でないとかそういうんじゃなくて…
特別な病気や障害がなくても、親がガッチリサポートしないと難しい子もいるし、本当に親の関わりが少なくても大丈夫な子もいる。その親子・家庭によって、どれくらいの割合で子育てに力を入れないといけないのか、かわってくるものなんだと気付きました。
決断をして
保育所時代は殺伐としていて、正直言って、家族関係も厳しかったです。
でも、今、毎日の生活に幸せを感じ、まわりに感謝の気持ちを持つことができます。
経済力がなくなり、雑誌に載っているようなオシャレなカッコイイママじゃないですが、満足しています。
子どもも、毎日、喜んで小学校へ通っています。
もちろん、まったく問題ないわけではなくて…一般的な心配ごとはたくさんあります。
例えば、給食。食べる量が少なくスピードが遅いんですが、それも少しずつ改善されてきて、こんなに食べるの?というくらい食べる日も増えてきました。
迷いに迷った決断ですが、これで良かったと思います。
子どもがいる幸せな生活を満喫中です。
※追記です。
次の記事に病児保育所やファミリーサポートを利用しなくなった理由を書いています。
簡単に言えば、近所の小児科医に子どもの様子を見て病児保育所の利用を止められたから。
病気(インフルエンザや風邪等、発熱を伴う一般的なもの)がちで、祖父母の援助がなかった(遠方でそれぞれ仕事を持っていた)し、たびたび休める職場でもなかったので物理的にも難しかったです。
次の記事に、疑問の残る公立保育所の方針、保育士さんたちの様子を書いています。
上の記事以外にもたくさん保育所の状況や保育士さんたちに疑問がありましたが、だんだんネガティブなことを書くのがイヤになり、書くのをやめました。
当時と違い、今は保育園の数も増えているし、きっと改善されているんじゃないでしょうか。
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