1年生実施の会場は少ないので申し込みは早めに
初めての申し込みで戸惑いました。こちらのページから申し込んだんですが…
受けたい地域を選択すると、実施される塾の一覧が出てきます。
そこに「父母会」「対策授業」「見直し勉強指導」のマークが塾によってついていたりついていなかったりしますし、1年生の実施のない塾も多いんです。
「父母会」に入るメリットはよくわからないし、
上のホームページから試験後に配布されるパスワードを入力すると、試験の解説動画が見られるようになっているので、「見直し勉強会」は必要ない(この時はそう思ったんですが、じつは公開期間は6/10~6/16までで、見るのを忘れていました!次はしっかり視聴したいです…)ように思えるので、申し込み開始初日に、
[一年生で、近くて便利な塾で、大手でない塾で、「対策授業」がついているところ]
と探して、予約したんですが、予約完了の返信メールがきませんでした。
もしかして、予約できていなかったのかな?と、数日してから気になって見てみると、まだ申し込み期間内なのに満席マーク!他の受けに行けそうな場所の1年生対応塾も満席マークが出ている。
<え~!もしかして、受験できない?>と慌てて電話確認すると、「電話したんですけど、家の電話が留守電だったので連絡ができなかったんですよ。」
メールどころか留守電にメッセージも残さないタイプの個人塾でした。
間違いなく申し込みできていたんですが、こんな風に焦らないように、早めに申し込みして確認することをおすすめします。
テスト対策授業の内容
「対策授業」は、初めてなので申し込みましたが、特に必要なかったかもしれません。
解答用紙と問題用紙が別々の問題をしたことがないお子さんは、記入の練習になると思います。対策プリントの内容は下記のようなものでした。
【算数】
①かずをかぞえよう
②数字をならべよう
③なんばんめ?
④ふたりでわけよう
⑤おなじもようは?(回転図形のような問題)
⑥つみきのかずは?
【国語】
<読解>
☆「いつ・どこで・だれが・どうした」の4つのポイントに注目しながら読んでいこうというテーマで20行程度の読解文が出されていました。
読解の問われ方のパターンを練習できるように出題されていました。
例:
▢▢▢にいく よてい。
▢にあてはまるように、お話の中から探して解答用紙に書きましょう。
例:ー②「〇〇〇〇」とありますが、このとき、〇〇さんはどんな気持ちでしたか。
あてはまるものをひとつ選び、番号を解答用紙に書きましょう。
①うれしかった
②はずかしかった
③さみしかった
<語彙>
①ひらがなのかきじゅん
②「゜」のつくひらがな(ぱ・ぴ・ぷ・ぺ・ぽのどれが入るか)
③ひらがなのならべかえ(ひらがなをならべかえると、物も名前になるというもの)
④ことばをえらぼう(ことばを選択)
例:
ふとんを<よそう・しく>。
トランプを<きる・こねる>。
テスト前に取り組んだテキストと範囲
【算数】
入学前に子ども自身が大型書店で選んだテキスト「トップクラス問題集」に取り組みました。その時、検討した小学生の教材を次の記事に載せています。
- 価格: 1430 円
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全部やりきるつもりで計画を立てて取り組んでいましたが、予想外に時間がかかり、また出題範囲も1年1学期の範囲とのことだったので、第3章の3「20までのひきざん」まででストップしました。
他には「算数ラボ」を、自由にさせていました。10級が1・2年生レベルとのこと。
こちらは本人の自由にしたいところから好きなものだけというスタイルでさせていました。もともとは、算数パズル教室に通いたいと言うのでその代わりに買い与えたものです。ですが、学校の授業以外の問題も出るテストなので、これもやっておいて無駄ではないと思います。
下の「空間認識」の方もと思っていますが、まだ購入できていません。
【国語】
算数と同様、入学前に子ども自身が大型書店で選んだテキスト「トップクラス問題集」に取り組みました。
- 価格: 1430 円
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こちらも3章の3「文の組み立てに注意しよう」まで。4章以降は読解文の読み取りです。
読解に関しては、
[rakuten:book:12050085:detail]
この2冊と、【まなびwith】 の2年生コースの読解問題をやっていたので、大丈夫かなと、あきらめました。
どんな問題がでたか?
全国統一小学生テストを受けて問題を持って帰ってきた時、一年生用のテストなんだから当たり前ですが、大人から見るとこんなにやさしい問題だったら、みんな満点で成績をつけるのに困るんじゃない?と思うくらい、やさしく感じました。
(平均点は1年生が配点の70%、2・3年生が60%、4・5・6年生が55%を目安に試験問題を作成しているそうです。)
特に国語。幼児期からどれくらい本を読んできたかなどの実力テストのようなもの。
取り組んでいた「トップクラス問題集」の難易度が高かったから余計そう感じたのかもしれません。
子どもも「100点かも~」なんて言って帰ってきました。そんなわけないんですが。
※マークシートではなく記述式。
※問題はすべてひらがなです。
※練習用の問題が最初の1問だけあります。
【算数】
30分・150点満点・総問題数30問(大問9)
大問1
ものの個数を数え数字を選ぶ問題
大問2
左の数より2大きくなるように書くという問題
大問3
数の法則・系列
「あるきまりで数が繰り返しならんでいます。〇の中に入るはずを…」というもの。
大問4
ひだりから何番目という種類の問題を、文章にして少し複雑にしたもの。
3人の子どもがそれぞれ自分の絵の位置を説明しているので、どの絵が誰の絵なのかを当てる問題。
〇〇くん、「僕の絵はひだりから〇番目にあるよ」
△△さん、「〇〇くんと✖✖くんの間にあるよ」
という文があり、絵が並んでいる。
大問5
あわせると10になる数の組み合わせに〇をかき、10にならないものに✖を書くという問題。
大問6
積み木の問題
上からみた図の選択と、個数を問うもの。
大問7
通常の足し算の文章問題。
ある数を3人でわけるという問題。
●ひとりが2こ、もうひとりが3こなら、残りのひとりはいくつ?
●3人で同じ数にわけるなら?
●分け方は何通りある?
をお菓子などで具体的に文章にして問題にしています。
大問8
同じ大きさの紙を順番に重ねました。どのような順番でかさなっていますか。
上から順番に重ねましょうというもの。
綺麗に重なっているわけではなく、ずれて重なっているんです。
大問8以降は1年生の授業で習いませんが、ちょっと難しめの知育系幼児ワークに出てきそうな問題です。
大問9
法則を見つけて、数字を出す問題。
機械に入れた2枚のカードの間の数字が出てくるというもの。
【国語】
30分・150点満点・総問題数26問(大問6)
大問1
絵を正しく表している言葉を選択する問題。
例:ふね・ふわ
正解は、ふね
大問2
正しい組み合わせになるように言葉を選ぶ問題。
例:
ごはんを きんぎょを お湯を
よそう すくう そそぐ
大問3
上と下の言葉の関係が同じになるように言葉を選択するもの。
例:すな⇒ざらざら
こおり⇒
[つめたい・つるつる・からから]
大問4
文にあてはまる言葉を選ぶもの
例:きょうは土曜日です。「○○ちゃん、< >の月曜日に遊ぼうね。」
[先週・来週・今週]
語彙力って大事ですね。
なんと、うちの子は「いとこ」を知りませんでした。「おい」を選択したそう。
実際に「いとこ」はいないから、この言葉がピンとこず、
「おじ」「おば」はいるので、「おい」という言葉はわかる!と選択したのかも。
一応、辞書に載っていた家族関係の図はコピーして見せたことがあるんですが、本で「いとこ」という言葉が出てきても、説明してなかったし、理解してなかったんだと思います。
大問5
文章読解は「てぶくろを買いに」で有名な新美南吉さんの作品から。
「げたに ばける」(すずき出版)でした。
新美南吉さんの作品は、他でもよく文章読解に使われます。
下駄をはいていたのは誰か?
子だぬきが化けた下駄はどこにころがっていたか?
おかあさんだぬきはどこにいたか?
「大変なことになったと、めをまんまるくして( )」の文のカッコ内の言葉は、[かなしみました・おどろきました・よろこびました]のうちどれか。
びっくりしたのが次の問題。
息子は①の下駄のおしり部分を選択したそう。
下駄の「お」だから、しっぽの尾だと勘違いしたんでしょうか。
七五三などで「下駄の緒」の話はしたことあるけれど、そんなこと忘れていますよね…。
言葉を知らなくても、「下駄の緒を切って」困っていたんだから、「切れるもの=ひも状のもの⇒③」と想像して選択できるようになっています。
大問6
次の文のふたつの〇には同じひらがなが入ります。文の意味が通るようにあてはまるひらがなを書きましょう
というもの。
「夜空に ほしが ま〇〇く。」
この文、正答率が少なかったんですが、あっていました!
「またたく」って普段、使わないのに…
低学年から試験を受けて良かったか?
試験慣れに
今回、単純に2を足したらいいだけの問題(大問2)を間違えていたり、特に算数のミスが目立ちました。本人は算数の方が得意だと思っていますし、学習量は断然、算数の方が多いのですが、算数より国語の方が点数が高かったです。
試験の順番は算数⇒国語。たぶん、最初の方は緊張していたんでしょう。
小さな塾を選んだのでアットホームな雰囲気に教室。
大手のガツガツした雰囲気に広い立派な教室だともっと間違えていたかもしれません。
以前、受けた「かず・かたち検定」は自宅受験でしたが、次の算数検定11級は会場受験となります。
今後、低学年のうちに検定試験をどんどん受けていくつもりなので、試験慣れには良かったかもしれません。
受験者が少なく、受験らしい問題が出ないうちに
受験した学習塾の先生が言うには、1年生の試験は2年前からはじまったばかりで受験者数が少ないそう。受験した塾では1年生はうちの子ひとりでした。
受ける人が少ないと正確な数値は出ませんし、まだ受験らしい問題が出ていません。
バリバリ通塾する予定のない子が、よい結果を得られるチャンスはこの1年生6月実施分かもしれません。
関西の中学受験には不向き
受験に詳しいママの話によると、関西の私立中学受験を考えて通塾させている人は、四谷大塚は受けず、日能研や浜学園等の関西大手の模擬試験を受けさせるそう。
その方が正確な数値がでるからと。
そして、四谷大塚の模試より確実に偏差値は下がるそうです。
それでも、65以上のゾーンには届きませんでした。
こんなゾーン区切りがあるなんて知らなった…
次こそはミスなしで!とは思いますが、きっと次は内容が難しくなるんだろうなぁ。
中学説明会のイベントでちょっといいなぁと思った中学の偏差値はとれていたし、今回は私たちの中では「上出来!」ということにしました。(※中学受験するかどうかまだ決めていません。)受けて良かったと思います。
人によって感覚はそれぞれだし、気分を害する人もいるかもしれません。
ザクッとでも模試の成績をブログに書くのはこれで最後にしようと思います。