知らなかった!日記

 子育て中の【知らなかった!】を日記にしています。~子どもとのお出かけや教育、習い事のピアノなど~

ジャガー横田の『父と息子VS.母のお受験バトル』~等身大の家族の中学受験記録が勇気づけられる

 

ジャガー横田さんの息子さんの中学受験体験記が書かれた本を読みました。

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今回は、その感想です。

この本を手に取ったきっかけ

当時の番組やブログには興味がなかった

随分前に『スッキリ』という番組でジャガー横田さんの息子さんの中学受験体験が放送されたようですが、当時は興味がなく、放送そのものや当時のジャガー横田さんのブログも見ていませんでした。

塾に置いてあった講演会の案内から

じゃあなぜ、この本を読むことになったかと言うと…

初めて子どもが全国統一小学生テストを受けた塾のパンフレットコーナーに、ジャガー横田さんの夫であり、医師の木下博勝さんの講演会の案内があったからです。

shimausj.hatenablog.com

図書館予約1年以上待ちの大人気本

無料だったので半分芸能人が見たい的な気分もあり行きたい!と思っていたのですが、その日時に用事があっていけなくて、残念…と夫に話していたら、

その時、気を利かせた夫が図書館で予約してくれていて、予約待ちがひどく多くて、今頃順番が回って来たそうです。

もしかして、一年以上待ち?!大人気ですね。

読んで良かった!

失礼ですが、どうせたいしたこと書いていないんだろうと斜め読みを始めたら…

【読んで良かった!】という結果に。

よく「希望の学校に入れなくても、受験勉強は良い経験で無駄ではなかった」という話を聞きますが、私はどうもそうは思えず、私自身それほど過酷な受験勉強をしてきませんでした。

しかし、この本を読んでいるうちに、書かれている過酷な受験を常に前向きに家族で団結してのり切る姿、その経験が貴重なように感じました。

中学受験の常識に驚く姿が新鮮

学習量

塾だけでなく家庭教師も併用されていて、家庭教師に一週間分の宿題として100枚以上出されてジャガー横田さんが驚いたというエピソードがありました。

でも、今どきの子は幼児さんだって1日20枚取り組んでいます。(うちの子はしてませんが)

shimausj.hatenablog.com

 1週間で140枚くらい幼児さんでもこなしているんだから当たり前だと思ってしまいましたが、

受験生は家庭教師から出された宿題以外にもたくさんの宿題や課題を抱えているんだろうし、大変ですね。

日曜日は8時間勉強、1週間の学習時間は48時間というのにも驚いていらっしゃいました。

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上のように文字ばかりではなく表なども取り入れ、読みやすい構成になっています。

受験期の生活・テストの受け方

他にも、アドバイザー(家庭教師)から教えてもらった受験に必要な基本テクニックも驚きと共に書かれていました。

「テスト当日必勝法」

①試験開始すぐ問題全体に目を通す

②簡単な問題から解く

③算数は終了5分前に単純な計算問題を見直す

④国語は漢字問題を先に解き、その後に長文読解を解く

⑤穴埋め問題は空欄にせずとにかく書く

「受験生がやるべき5か条」

①朝方の生活に切り替える

②朝食を必ずとる

③普段と別の場所でも勉強する

④本番と同じ曜日、時間に学校へ行く

⑤ビタミンBとCを多くとる

 私でもビタミン以外の話は聞いたことがあるので、子どもの受験を検討している多くの親御さんはご存知だと思います。

勉強より大事な【躾】に悩む母の姿に共感

「教えてもらう立場」を理解させたい

最初、子どもが「個別指導の先生を変えたい、パパの方がすごい」というのに対して、ジャガー横田さんが悩む姿が描かれていました。

ジャガー横田さんは教えてもらう立場の人間が教えてくれる人に合わせるのであって、自分に合わないから先生を変えるのは違う、生意気な考え方だと思っていたそうです。

ジャガー横田さんの気持ち、よくわかります。

例えば、学校の担任の先生は交換できますか?職場の上司は自分で簡単に変えられますか?これから先、変えようとしても変えられないことが多々ありますし、自分が相手に合わせる力をつけて欲しいです。

相性のいい先生の方が伸びる

しかし、受験で緊急を要する事態。合う先生の元の方が伸びるに決まっているし、先生を選べる状況です。結局、性格診断というのを使って合う家庭教師を紹介してもらうことを選択されました。実際、紹介してもらった相性の良い先生のおかげで学習習慣や態度が激変します。受験のための塾や先生は、相性最優先ですね。

「躾」はしておきたい

小言はなるべく言わないように

「挨拶をしっかりする」ことや「片付けをきちんとする」などの躾をきっちりとされたいお母さんに、お父さんや受験アドバイザー(家庭教師)が「小言はなるべく言わないように」と注意されます。

受験期はストレスが溜まりやすいから、ある程度は目をつぶって欲しいということだと思いますが、これは母親として言いたくなる気持ちがわかりました。

私も勉強より挨拶ができる子になって欲しい!

人間として、これだけはというのがありますよね…。

高学年で小言を言わなくて済むように、できるだけ低学年のうちに身につけさせた方がいいですね!

家族それぞれの視点からの振り返り

よくある中学受験体験記は母親だけ、本人だけ、もしくは母と子のパターンが多いですが、父・母・子どもそれぞれの視点からの振り返りが書かれています。

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書かれていた「やり遂げる力を身につけ人間的に成長した」「受験は通過点」。

どこかで聞いたことがあるフレーズと言えばフレーズですが、

これまでの過程を読んでわかっているので、この言葉がよく伝わってきました。

特に、息子さん自身の家族への感謝の言葉と後悔のない言葉が、かっこよかったです。

ご家族の日記も少し載っています。

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メンタルの強さ

読んでいて思ったのは、このご家族のメンタルの強さ。ポジティブさがズバ抜けているように感じました。お子さん自身も取材が入るプレッシャーが力になるとおっしゃっています。

子どもの力を信じ、褒め、前向きなパワーを送り続けるご両親

本を読んでいると随所に子どもへの褒め言葉が見られます。

特にジャガー横田さんの「他人に惑わされず自分を信じ、自分が立てた目標に向かう我が子を誇らしく思う」という褒め言葉が印象に残っています。

「偏差値がそんなに低いのに、その学校を目指すなんて、番組で恥をかくだけ」という声も届いていたそうですが、そんな言葉に惑わされず、常に自分の希望する学校へ真っ直ぐ努力されたのは、素晴らしい!

木下博勝さんは「自分より頑張った人たちが合格している」と息子さんが言ったことを取り上げ、人間的に成長したと語っています。

よくお子さんを観察し、しっかりと褒め、自分の子どもの良い部分を他の人にもアピールされています。

こういうご両親だからこそ、お子さんも弱音を吐かず頑張れたんだと思います。

過酷な受験勉強もよい経験と捉えられた

後ろ向きな気持ちを吹き飛ばしてくれた

この本のおかげで、ちょっと中学受験に前向きになれました。

正直言って、最近、中学受験というものに何となく嫌気がさしていたんです。

中学受験塾の体験授業で、なんだかなぁという親子を見かけたり、なんか「はい、優秀~」なんて言いながら丸つけしていく先生の姿に、異質な世界だなぁと感じたり…。

そういう後ろ向きな気持ちを吹き飛ばしてくれる本でした!

 

※ブックマークでコメントをいただいて、ネットでその後の様子を調べてみて追記です。

進学実績がある革新的な人気公立中学へ進学されたという噂があるそうです。担任制・宿題・定期テストの廃止、小テストと再テストで定着を図るなど特別自由な学校のようです。ジャガー横田さんの息子さんにぴったりです!

「公立中学に進むのに受験勉強は不要だったのでは?」という考え方もありますが、受験勉強を経験せずにインターナショナルスクールから編入した当時のまま、この学校に入学したら…たぶん、日本の小学生としての学力は足りないままで授業についていくことが難しかったでしょうし、気持ちもダラダラしたままで、充実した学校生活を送れない状況だったのではないでしょうか。

受験によって、お友達と交流して成長する時間が奪われたという見方もできますが、ジャガー横田さんの息子さんは、インターナショナルスクールの影響で、自分がとドンドン前に出る性格で、公立小学校のお友達と上手くいっていなかったようです。彼の場合、そのまま受験勉強を経験しなかったとしても、大人やインターの友だち以外のお友達と触れ合って成長するということは難しかったはずです。しかし、【どんなに頑張っても目標に届かなかった経験】が、きっと彼を大きく変え、謙虚な気持ちで人と接することができるようになったのではないかと、想像できます。

小さい子の受験勉強は目の敵にされがちですが(実際に私もまだ快く思っていない部分もありますが)、

この本を読んで「何もかも犠牲にしてスポーツに打ち込んでいる姿は肯定されるのに、勉強に打ち込むことはなぜ否定されるんだろう?」という感覚になりました。

スポーツは個人競技でも人との触れ合いがあるという方もいるかもしれませんが、勉強も塾の先生との触れ合いや仲間がいます。スポーツ合宿は当たり前なのに、私も勉強の合宿は違和感を感じます。不思議ですね。

スポーツも受験も他のことでも、自分から何かを精一杯頑張った経験は、貴重です。

私は将来プロスポーツ選手になれるわけでもないのに、部活に打ち込むことに疑問を感じ、中高の部活も「ゆるい」と言われている部活に入って、遊びの感覚でスポーツを楽しんでいました。実力に見合った進学先で、過酷な受験勉強も経験していません。

子どもの時に何かに精一杯打ち込んだことがなかったからこそ、心に響いたんだと思います。


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