今回は進研ゼミ中学受験講座の話です。息子は、4年生4月号から2学年先の講座を受講してます。
5年生3月号で届いたもの一式です。
テキスト・ワーク・答えの本・ドリル・漢字プリントが届きました。
毎朝『計算と一行問題「合格すいすいドリル」』を解く
ついに全問正解、時間内に解ける日々が続く!
毎月届く『合格すいすいドリル』は、毎日、計算問題を3問、文章題を2問、合計5問だけ解くドリルとなっています。
地道な努力、計算が嫌いな息子も、問題数が少ないので毎朝続けてきました。
↓息子は時間をはかって計算をするのが嫌いだという話を次の記事に書いています。(※息子はギフテッドではありません)
上の記事に書いたように一時はタイマーで測るのをすご~く嫌がることもあったのですが、今は自分で測り、目標タイム以内に解けるようになりました。それだけじゃないんです!計算ミスの多い子なのに、全問正解の日々が続くようになりました。
恐らく、このドリルに限っては特にノートに丁寧に式や筆算を書くようになったからだと思います。なぜか、まだ塾の公開学力テストなど時は式を書くのを省略したりと雑なままで、「算数が一番時間が余った~」なんて言っていたりしますが。
進研ゼミの「うえけん先生」が持っているドリルを塾テストに持ち替えさせて、どこかに貼っておけば塾テストも丁寧に書くようになるのかな。
1週間朝ドリルをお休みした理由は?
全問正解の日々が長く続くので、「ついに、計算得意になったね!」と声をかけると、息子はそれから一週間くらい、ダラダラと朝ドリルをお休みしてしまいました。
ダラダラしている理由を聞いても本人は答えてくれないので、子どもの様子を見て勝手に考えてみました。
①苦手な計算を克服した!という感覚になって脱力したのかもしれない。
②2月から塾の計算ドリル漢字ワーク類もプラスされて、朝の苦手とする計算や漢字練習量が増えていたから、しんどかったのもあるかもしれない。
③実際は小3で進研ゼミ中学受験講座は2学年先の学習なので、小3の塾テストに役立たないということに気付いたのかもしれない。
④ウクライナのニュースに心が疲れたのかもしれない。
こんな理由があるかもしれないと思い、特に声をかけることなく、しばらくお休みさせました。普通、出来るようになったら、得意な気分になってドンドンやりたがるものなのに…とちょっと残念でしたが。
朝ドリル再開にあたって気をつけたこと
でも、さすがに1週間以上、何もなしとなると、これまでの努力が水の泡となり残念過ぎるので、改善することに。
<理由③に対して>
中学受験講座は4年生分からとっていて、4年生のドリルも一時期お休みしてできなかった分が残っていたので、「今の中学受験講座のドリルはすぐに塾テストに役立つ内容じゃないし、4年生のドリルをやってみる?(小3の夏・秋~今くらいまでのテストはだいたい進研ゼミ中学受験講座の小4の範囲です)」と声をかけ、今週、再開させました。
当時、文章題の式もミスが多く中断したドリルだったし、もう忘れていてまた間違いだらけになるのかな…と思っていたら、すっきり全問正解!子どもがドリルをしている時は、いつも近くでコピーしたり、切り貼りしたり、いろいろ作業をしながら見ているので、ズルしているわけじゃないですよ。一年前より成長している、できなかったことが出来るようになったんだと実感して、ちょっと感動しました!
また、今のドリルは別の時期にすればいいと思っています。ちょっと先の教材をとっておくと、こういう調整ができて便利です。親の方も「今しなければいつするの?もったいない!」という感覚にならなくて済みますし。
<理由②に対して>
振り返ってみると、毎朝の中学受験講座の計算ドリルに、秋頃から塾の2月入塾キープ生の家庭学習用の計算プリントや漢字練習プリント、2月からは塾生用の計算ドリルや漢字ワークがプラスされたので、しんどかったのもあるだろうと、塾のドリルと漢字ワークを交互にすることにしました。塾ドリルは週5日やればいいものを週7日して先に進んでいたので余裕があるし、調子が出たら、また頑張ればいいですよね!
<理由④に対して>
あと、ウクライナのニュースは子どもには刺激が強すぎるからあまり見ない方がいいと助言し、違う方へ気をそらさせるようにしました~。大人でも気が滅入りますしね。
算数暗記用ミニポスター(分数と少数の変換表など)が毎月ついている!
進研ゼミの中学受験講座は、2月号から「入試実践力養成期」となり、ドリルも少し変わりました。
ミニポスターがつくようになったんです。
『合格すいすいドリル』の最後の裏表紙に次のようなミニポスターがつくようになったんです。
2月号は丸暗記しておくと楽という「分数と少数の変換表」でした。
関西日能研の受付横のフリーラックにもありましたし、検索するとネット上にもありますが(「分数と少数の変換表」で検索してみてください!ここに貼ることは控えますが、出てきますよ。もちろん、進研ゼミのドリルの表ではないですが、似たようなものがたくさん出てきます)、こんな風に「切り取って使ってね」と紙面を無駄なく使ってくれているところがいいですよね!
3月号は単位表でした。
「1㎢はテーマパークくらいの大きさ」など、イメージしやすいようになっていました。
これから、毎月、裏表紙は暗記ポスターになるようです。丸暗記しておくと楽なものはたくさんありますしね☆
「分数と少数の変換表」などは、残念ながら貼っているだけだと、全部は覚えられないみたいです。「もう覚えたよ~」というので、ランダムに次々と「0.125は何分の何?」という感じに遊び半分でクイズを出したら、つまっていました。ちょっと手持無沙汰な時に、ゲーム感覚でクイズの出し合いっこをしてみると、覚えていないものが何かわかって覚えやすそうです。(私は自分のポケットにコピーを入れて、外出先のちょっとした待ち時間に使いました)
テキストとワークを楽しむ
楽しい雰囲気にのせられるタイプ向き
テキストを開くと、右側に一か月の使い方が載っていて、
左側はできたら貼れるシールがついていて、楽しくやる気にさせてくれます。
今月のシール台紙のイラストは「Go-Kaku!メシ!」?受験勉強をノリノリにする雰囲気です。
こういうのが効果的な子と、そうでない子がいるようですが、うちの子は完全に前者。テキストの楽しさがかなり重要なようで、進研ゼミがあっているようです。
白黒の地味な計算プリントをひたすら淡々とこなす優等生タイプの子には、ちょっと向いていない気がします。色が多すぎてチカチカする、気が散るとかいろいろ言いそう…。
国・算・理は2周目!「入試実践力養成期」に入り入試問題演習に
進研ゼミ中学受験講座も、中学受験塾でよくとられているスパイラル学習方式(といっても進研ゼミは2周しかできませんが)をとられているので、小5の1月までに国・算・理は一通り小学校の学習範囲を終えるようになっています。小5の2月から、国・算・理は2周目。実践力養成期に突入です。
国語は読み方と解き方をダブルで解説!
ワークも入試問題に挑戦という状態です。
算数は、やり取り算や速さ、割合などの復習兼発展。
ワークにも少しポイント解説があり、解きやすくなっています。
理科は昆虫・メダカ・食物連鎖・人体・天気と気象などの要点から入試で出された問題まで。それぞれの入試問題には解くときのポイントが書かれています。
社会のみ1周目の公民分野!4月号から「入試実践力養成期」に
他の教科と違って、社会だけ4月号から「入試実践力養成期」です。だから、3月号は最後の1周目のお勉強。
最後の締めくくりはこれからの時代の子どもたちの「社会」の学習に相応しい国際関係の話でした。
社会の「国際社会と日本」に興味津々
前に『こども地政学』の本を読んだこともあり、
ウクライナのニュースが飛び込んできたのもあって、中学受験講座の3月号の「国際社会と日本」は、めちゃくちゃ興味を持って読んでいました。
地域紛争、民族紛争、テロリズム、難民…今の時代の学びですね。
APEC(アジア太平洋経済協力会議)
TPP(環太平洋パートナーシップ)
ASEAN(東南アジア諸国連合)
……
こういう言葉がたくさん出てきて、私はこういう分野が苦手なので、サラッと流したいなぁと思っていると、
子どもの地図帳にも、「APEC」の文字があるので、
さっそくAPECについて質問が出てきました。
参加一覧↓を見て、
オーストラリア、ブルネイ、カナダ、チリ、中国、香港、インドネシア、日本、韓国、マレーシア、メキシコ、ニュージーランド、パプアニューギニア、ペルー、フィリピン、ロシア、シンガポール、台湾、タイ、米国、ベトナム
「なんで、香港や台湾も?国じゃないのに?」
と聞かれ、つられて私まで≪あれ、なんでだろう?≫と思ってしまいましたが、APECは、アジア太平洋地域の21の国と地域(エコノミー)が参加する経済協力の枠組み。
国ではない香港や台湾も含むから「地域」とされているんですね。香港は「ホンコン・チャイナ」、台湾は「チャイニーズ・タイペイ」の名称で参加しているそうです。
香港や台湾の歴史は「図書室で世界の歴史でも借りて自分で勉強してね~」で終わりましたが…
子供の中でドンドン「社会」の比重が大きくなってきて、今はあんなに好きだった理科や算数がほったらかしのような気がします。
好きな科目とか好きなもの、得意なものはどんどん変化していくものなんでしょうね。
2学年先どり学習に利用して
充分な立ち位置スタート
とりあえず、これで4教科の小学校の学習範囲、中学受験で出る学習範囲の最後までたどり着き、ある程度、楽しみながら下地はできました。
2学年先の講座を受講し始めたきっかけは次の記事に書いています。
小3秋の入塾にかかるテストに役立つのではないかと思ったことを次の記事に書いていますが、
実際に役立ちました。小3夏から冬の選抜テストや公開学力テストなどに、進研ゼミ中学受験講座の4年生の範囲が出ました。
親としても、市販の教材選びに追われて悩むことなく、楽でした。
費用もZ会や四谷大塚の進学くらぶなど他の中学受験用通信教育より安価で(12ヵ月一括払いで月あたり6,946円(税込)・毎月払いだと7,312円(税込))、費用負担も少なくて済みました。
(本講座の受講不要です。オプション講座となっていますが、中学受験講座だけでも受講できますし、内容的にも本講座を受講しなくても充分理解できるようになっています)
市販の教材で家庭学習をバリバリしているお子さんたちだけでなく、次の記事に書いていますが、低学年から中学受験塾に通塾する子、小学校受験用の塾である幼児教室で低学年のうちに6年生の受験勉強内容まで勉強を終えてから入塾する子もいます。
そういう環境で、何もなしだとスタートラインにも立てないかもと思っていましたが、この中学受験講座のおかげで、充分な立ち位置で(私たちにとってはですが)スタートできました。
↑息子は選抜テストを受けて、小3・2月通塾開始の、こんな立派な灘特進コース受講資格証もいただきました。現時点では、一応、灘中学も目指せると言えば目指せるかも…?
今後、難関校・中堅校・受験しないかは本人次第
あとは、成績が下がろうが上がろうが本人次第。
難関校を目指そうと思えば目指せる状態だけど、目指さなくてもいいし、もし、受験をしたくなくなったら、しなくてもいい。
今、小3なので、残りの小学校生活は3年間。
自分の意志でいろいろ決めて(もう10歳前後になると自分で決められると思うのですが、まだまだでしょうか…)、楽しい3年間を過ごして欲しいなと思っています。
本人は今のところ、受験というものをしてみたいけれど志望校未定という状態。
本気で難関校を受験をしたいなら、必死で受験勉強に取り組んでいる親子たち(SNSなどを拝見していると…すごいですね!)と競争しなければなりません。しかし、正直なところ、私はそこまで応援する自信がないですし、うちの子もそこまで頑張れるとは思えません。
中学校見学会などはコロナの関係で小5以上としている学校も多く、なかなか行けていませんが、できれば、難関校ではない、それこそ進研ゼミ「中学受験講座」の内容だけで大丈夫そうな(進研ゼミの中学受験講座は偏差値55~65の学校が対象で、この教材だけでは難関校は難しいです)、子どもにあった中学校が見つかればいいなと思っています。
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