皆さま、お元気でお過ごしでしょうか。今回はお札(おふだ)の話です。
【疫病退散】のお札が届いていた!!
住吉大社で七五三をした過去あり
以前、住吉大社で子どもの七五三をしたり、新春のご祈祷をお願いしていました。
※ご祈祷をしてもらう際、住所氏名を書く必要があります。
大阪では超有名な神社のため、初詣はあまりにも人が多いので子連れでは難しく感じてしまい、最近は人出がそこまで多くない大阪天満宮さんの方へ行くようになってしまっていました。
毎年、大祓用の人形が届く
しかし、毎年、住吉大社から夏と冬に大祓用の人形と振込用紙がきっちり送付されてきます。
以前はしっかり大祓の人形を書いて費用を振り込んでいたのですが…住吉大社に詣でることもなくなり、疎遠になってしまっていたのもあり、今年は忙しくて未開封郵便物の箱の中に入ったままでした。
なんと開封したのは元日!完全に締め切り後です。
新型コロナ撃退のお札を各家庭に無償配布?!
その大祓用の人形が入っているだろう封筒を開けてみて、びっくりしました。
護符が入っていたんです。
長い間、封筒に入れっぱなしで積んでいたことを考えると、本当に申し訳ないことをしてしまった気持ちでいっぱいになりました。
お札が入っている封筒には次のように書いていました。
住吉大社の疫病退散の護符です。
「おはらい」の神様である住吉大社のご神徳のもと、
疫病や災厄の退散を祈願いたしました。
この護符を玄関や室内にお貼りください。
住吉大社
今回は大祓のお札の配布を行わないそうですし、その代わりかなとも思えますが、
最近、国内で大きな災害が起きたり、疫病…新型コロナウィルスが流行っているから、申し込みをしない各家庭にも配布してくださったのかなと思いました。
ありがたいことです。みなさん、自分ができることを考えて、できる範囲で実行されている。私も出来る範囲で頑張ろうという気持ちになりました。
今年は感染力の強いオミクロン株まで流行ってきているから、新春のご祈祷をお願いしてお札を頂こうかなと思っていたのですが、このお札があるし、神殿の室内に入ることになるので、今年もやめておきました。
この護符はどこにおまつりする?(置き場所・飾り場所)
神社でご祈祷をしていただくお札の場合、木札もしくはしっかりとした硬さのある紙札ですよね。
だから、本格的な神棚でなくても、次のような簡単な神棚におまつりする、もしくは室内の高いところ、例えば箪笥の上などに立てかけておくということができます。
でも、今回は本当に紙一枚の柔らかいお札です。
立てかけるというより、「貼る」という感じがします。
「玄関や室内にお貼りください」と袋にも書いてありましたし、もしかして、玄関に貼るのが一番いいものなのかもしれないと気付きました。
「角大師」のお札を思い出す
歴史の教材にあった気がする
【玄関に貼る疫病退散のお札】というフレーズで、子どもの歴史の学習系で「角大師」のお札の話が載っていたのを思い出しました。印象的なお姿が描かれたお札の写真だったのでそれが頭に思い浮かぶんですが、それがどこに書いていたのか記憶になく…
日本の歴史漫画なのか、
「レキデリ」のようなNHK for shool系のテレビ番組だったのか、
進研ゼミの中学受験講座なのか、
それとも図書館から借りてきたいろんな本の中のひとつだったのか、さっぱり思い出せません。中学受験講座の答えの本の解説に掲載されていたような気がして、簡単に見てみましたが、ありませんでした。
魔よけとして家々の玄関に貼られていた
でも、インターネットで検索してみるとすぐに出てきました。
平安の昔、元三大師が鬼の姿となり疫病神を退散したときの姿を写し取ったもので、「角大師つのだいし」などと呼ばれます。
このお姿を刷った「おふだ」は、魔除けとして知られ、特に江戸時代以降、日本中の家々の入口に貼られてきました。
江戸時代の川柳には、
「 門松に かくれ顔なり 角大師 」
とあり、家々の門松の背後にこの「おふだ」が貼られていた様子がよくわかります。
(深大寺ホームページ元三大師についてより引用)
やっぱり疫病退散のお札は玄関ですね!
疫病がたちどころに治まったという伝説がある
子どもの歴史の教材を見ていた時、今、新型コロナウィルスが流行っているように、昔も疫病があり、その時みんなお札に頼ったんだという記憶があったんですが、それもネット上で見つけることができました。
画像とともに引用させていただきます。
お札に元三大師の鬼のようなお姿の絵が描かれていて、あまり気持ちのよい絵ではありません。苦手な方はご覧にならない方がいいかもしれません。
優れた霊力をお持ちであったことから、良源大僧正が御祈祷をされるお姿を描いた魔除けのお札を配ったところ、都で流行していた疫病がたちどころに治まったという伝説があります。この時のお姿は、角の生えた夜叉(鬼)のようであったことから
「角大師(つのだいし)」
と呼ばれ今日まで伝えられています。世界中で新型ウイルスの感染が拡大しており、多くの人々が不安な日々を過ごしておられるかと存じます。
一人一人が予防をし、助け合っていくうえで、みなさまが仏天の加護により安心を得られますよう角大師のお姿をご覧頂き、そのご利益が届くことを祈っております。角大師お姿
(折々の情報 | 東叡山 寛永寺 公式ホームページより引用)
ご覧になったすべての方々に、ご利益が届くといいですね。
全国の各家庭にお札を貼って、撃退!
そういえば、アマビエ様が一時期流行しましたね。アマビエ様は妖怪でしたが。
住吉大社のお札は神様のお札。元大師のお札は仏様のお札。
妖怪・神様・仏様…全く別物ですが、日本に古来より伝わるすべてのお力をお借りして、流行病を撃退したいですね!
元大師のお札はそれぞれのお寺で授けてくださるそうです。
是非という方は、問い合わせてみてください。
通販もありますが…
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お寺や神社から直接いただくのが一番かもしれません。
我が家にはすでに住吉大社のお札があるので、角大師のお札の方は遠慮させていただきます。
住吉大社のお札や角大師のお札だけでなく、それぞれご信仰されている神社仏閣に問い合わせると、それぞれの新型コロナウィルス撃退、疫病退散のお札があるのかもしれないですね。
「全国の各家庭にそれぞれのお札を貼って新型コロナウィルス撃退!」が、できればいいなぁ。本当に早く新型コロナウィルスの流行がおさまって欲しいです。
あ、結局、住吉大社のお札は玄関に貼りました。透明のビニール袋に入れて、両面テープで。一般的にお札は人の頭より高いところに東向きと南向きに貼るといいそうです。
今年は災いのない、実りのあるよい一年になるといいですね。
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