今回は進研ゼミ小学講座チャレンジ(紙教材中心コース)4年生4月号のことです。少々長くなりましたが、次の目次の項目をクリックするとその部分だけご覧いただけます。
- 教材一式
- お気に入りポイント・気になったところ
- やっぱりコスパ抜群教材
教材一式
届いた教材
届いたもの一式です。今回もたっぷり届きました!
●チャレンジ4年生(国算理社のテキスト・添削テスト付き)
●チャレンジ4年生 答えの本(保護者ではなく本人が丸つけをするためのもの)
●実力アップチャレンジ4年生 4~9月版 挑戦コース (レベル別問題集)(思考力・入試レベル含む)
●チャレンジ4年生英語 4~9月版(学習電子機器と連動)
●わくわく発見BOOK(子どもの雑誌のような読み物)
●漢字計算英語パーフェクトクリア(電子手帳型の学習電子機器)
●4年生マンガ漢字辞典
●4年生漢字ポスター
●47都道府県バッチリパズル&シート(4シート8面)
●全国旅☆クイズBOOK
●電気実験マジカルチェッカー
●電気実験マジカルBOOK
●教材収納ボックス
●保護者通信(子どもの年齢に応じたしつけ・教育アドバイス)
●スパイワールドライブ用(楽しむオンライン授業のひとつ)の暗号カードと消せる色ペン
他にも4月号なので最初に読む本系が保護者用、本人用両方届いています。努力賞プレゼントカタログなども。
チャレンジウェブ(会員サイト)内の教材
チャレンジウェブ内に、2022年4月号から無学年式のタブレット学習教材「AI国語算数トレーニング」(追加料金なし)も追加されました。
もともとある無学年式タブレット学習英語教材「Challenge English」(追加料金なし)と同様、<チャレンジ【紙教材中心コース】>も使えます。
これまであった全学年分の漢字と計算の学習プリント(プリントアウトして使用するもの)もそのまま使えます。
プログラミングワールドも新学年用のものに。教科とからめてのプログラミング遊びができます。
電子図書館はもともと『銭天堂』などの有名な本もありますし、一週間のニュースもまとめて動画でチェックできますが…さらに、4/19まで期間限定で音楽も配信されていました。ミュージックビデオのように動画も楽しめます。GReeeenやAIなどの若者向けアーティストだけでなく、和田アキ子やふなっしーの公式テーマソングまであったのには驚きました。
他にもチャレンジウェブ内に、教科に関わる電子教材がたくさん詰め込まれています。
期間限定のものもあれば、(「算数推理事件簿」(算数思考力系問題が出てくるもの)・「5教科スパイワールド」(簡単な問題が出てくるもの)など)、1年間使えるものも。
↓一年間使えるもので一番お気に入りはだじゃれソングです。
お気に入りポイント・気になったところ
息子の教材のお気に入りポイントと、私が気になったところ、いいなと思ったところを書いてみます。
ワークシートがついているのが嬉しいらしい
テキストに、切り取り式のワークシートがついていました。
これが、「社会の先生が出してくれた特別プリント」という感覚になって息子は嬉しいそうです。
添削テストの赤ペンを出すと、もらえる次のような消しゴムがすごく魅力的に思えるそうで、絶対欲しいそうですし、
進研ゼミは息子の性格にピッタリのようです。
子ども本人が丸つけしやすい答えの本に
3年最後の方は面倒になってつけていなかった教科の見出しシールも、今回はちゃんとつけました。本人が丸つけするようになったからか、答えの本までしっかり教科見出しシール付きでした。
答えの本の内容も保護者向けではなく、本人向けです。子供本人がまるつけしやすいようになっています。
3年生までは答えの本は保護者通信と一緒になっていたのですが、4年生から分離されました。今後、保護者通信は季節ごととなるらしく「春号」として届いていました。
4年生からは「目をかける」子育てになるらしく、子どもとの関わり方のポイントが書かれていました。保護者がどのように子どもに接したらいいか書かれたものなのに、これまで通り、うちの子は本人が熱心に読んでいました~。自分の今後の成長を先に知っておきたいのかもしれないので、我が家は特に止めることなく読ませてあげています。
思考力・表現力・中学入試レベルの問題も載っている!
メインテキストの方は教科書準拠ですが、「実力アップチャレンジ」は教科書から離れた問題がたくさん載っています。
基礎コースと挑戦コースに分かれていて、挑戦コースにしているので、文章題がたくさん。
思考力問題から
中学入試レベルの問題、
イマドキの読み取った内容をもとに文章で表現する問題まで。
ずいぶん前の保護者アンケートで「どのくらいの力をつけて欲しいですか?」という項目があり、「中学入試レベルまで」という選択肢があったのですが、それをチェックする人が多かったのでしょうか。中学入試をしなくても中学入試に対応できるくらいの力だけはつけておきたい方が増えているんでしょうね。
電子機器で漢字・計算・英語&学習習慣作り!
ハムスターのハムちゃんが応援してくれる
また学習補助機器が届きました!学習習慣作りや英語・漢字・計算などで活躍する機械です。
今回は、ハムちゃんというハムスターのキャラクターが出てきて応援してくれます。
カードをスキャンするといろいろできるようになるというもので、子どもは【カードを差し込む】という作業そのものも楽しそうでした。
使い方やキャラクター設定などはこの本に書いています。
計算ゲームで遊び学習
通常の漢字・計算練習機能とは別に、ゲームとして計算を楽しむ「計算ゲーム」もあります。
4年生は割り算をマスターする学年だからか、割り算系のゲームが多いようです。
「自分で丸つけ」が楽しくなる機能
学習習慣作りとして、これまで届いた学習機器と同様、学習開始時間に音楽が鳴る設定ができるのですが、今回はそれだけではありません!
「まるチャレタイム」も用意されていて、自分が選んだ好みの「まるつけ応援ソング」を聴きながら、自分でまるつけをするようになっています。
息子は、半分「まるチャレタイム」目的で取り組んで、ご機嫌に自分で丸つけしています。
一日に一度の学習タイムが終わると、ハムちゃんにあげるおやつを選び、食べさせることができたり、簡単な魚釣りゲームなどのミニゲームができるようになっていて、これもしっかり楽しんでいます。すぐに終わるゲームなので、それほど時間もとられないし、夢中になってやめられない!ということもありません。
英語の紙教材と連動!~英語音声を身近に手軽に
英語は次の英語教材と連動していて、音声を聴きながら楽しく取り組むことが出来ます。
基礎的な内容ですが、楽しい内容なので届いたその日のうちから取り組んでいました。
英語初めての子でも取り組める内容ですが、簡単すぎてつまらない~という教材ではありません!(うちの子は一応、英検準2級持っています)
各レベル相当の英語学習はChallengeEnglishで学習するようになっていますし、「小学校英語」を楽しむのはこれで充分だと思います。
タブレットでChallengeEnglishを使ってしっかり学習!という気分でない時も、この電子機器で気軽に楽しい英語音声を聴くことができます。
タブレットと違ってコンパクトサイズなので、外出先にも持っていける(音量など周りをみて気を付けないといけませんが)のもいいですよね。
電気実験の機器が届く
光と音で!音の高さがかわるから楽器みたい!
電気実験マジカルチェッカーと電気実験マジカルBOOKも届きました。
チェッカーの方は、シャーペンのようにカチカチ押すと、太いシャーペンの芯のようなものが出てきて、その先を電気が通るものに触れさせると音と光でお知らせしてくれるものです。
電流の強さによって音の高さが変わるので、楽器のようにも使えます。
実験を補助する本もついていて、解説通りにいろいろ試して遊んでいたのはいいのですが…人も電気の通り道となるのに、私が触った時だけ反応がなくてびっくりしました。指が乾燥していたから?疲れていたから?翌日は弱ーくですが鳴ったので、とりあえず、めでたしめでたしですが。
日本地図パズル&学習シート(8面)&クイズBOOK
幼児向けの日本地図パズルではなかった!
日本地図パズルが届きました。
ただのこういうパズルなら、うちにもあるのに…
と思っていたら、違うんです。
昔の国名や伝統産業など多くのことが一度に学べる
学習シートと連動していて、いろんなことが一度に覚えられるようになっています。
①昔の国名と境界
②伝統的な産業
③特産品
④平野や川などの地形
⑤山や島などの地形
⑥都道府県の日本一
⑦名所
⑧県庁所在地
うちの子の場合、特に昔の国名はほとんど覚えていなかったので、家族にクイズを出して自慢していました。
「旅クイズBOOK」は「なおさん」という先生が旅先のことを語り、その場所はどこか当てるもの。それぞれの地域の特徴を知っていると答えられるものです。
楽しく学べますね!
マンガ漢字辞典・漢字ポスター
鬼滅の刃面とオリジナルキャラ面
漢字ポスターは鬼滅か…と思ったら(すみません、あまり鬼滅が好きではない親子です)、裏面は普通のオリジナルキャラクターのポスターになっていました。
ところどころにあるイラストのキャラクターのセリフは、漢字の用例になっていて、楽しく漢字をマスターすることができます。うちの子はソファーの上に広げてケタケタ笑いながらポスターを見ていました。
漢字の意味や例文までバッチリ載っている
漢字辞典の方もなかなか良かったです。部首や音読み訓読み、書き順や総画数はもちろん、漢字の意味や例文までしっかり載っているんです。意味も例文もひとつでおわり!ではなく、複数載っています。
漢字の意味は、サピックスの市販の漢字の本にも載っていますし、
小学校で使用している漢字ドリルにも載っているので、
今まで初学用の漢字教材はどれにも漢字の意味まで載っているものだと思っていたんですが、浜学園の唯一の漢字教材「漢字のひろば」にはありませんでした。(2022年2月に入塾して知りました)漢字の意味を知っていると応用が効くので少し残念でした。
しかし、進研ゼミの教材はちゃんとその大事なポイントをおさえて作られています。それだけでなく、この教材は各漢字の下にその漢字のマンガもあり、楽しみのついでに学習できるようになっています。「きちんと学習机の前に座ってお勉強」が難しいまだまだ遊びたい盛りの小学生の教材として、とても良くできていると思いました。息子もマンガ部分を楽しむ目的で読んでいますが、上の部分にも自然に視線が移っています。あまりに長時間漢字辞典のマンガとポスターを楽しんでいて、予定を無視していたことがあったので、一時お預かりしたこともあります…
新しいもので心機一転!気持ちを切り替える
新しい教材ボックスに新しい教材がいっぱい!
『わくわく発見BOOK』など他にも子どもが楽しむものがたくさんあり、4月号だけで、教材ボックスがこんなにいっぱいになりました。
この教材ボックスは前学年のものではなく、新しいものです。
1年生・2年生・3年生に引き続き、4年生の4月号も教材ボックスが届きました。
崩れた学習習慣を立て直す
4年生用の教材ボックスは、次の写真のように手前に、学習管理機器のスキャン用カード入れがあります。(テキストの中にとじ込まれていたものを組み立てて、貼った状態です)
投稿用に写真を撮ったのがずいぶん前なので、「1日1チャレカレンダー」にシールを貼っていない状態ですが、1日1チャレを守り、毎日1回分ずつ生真面目に取り組んでいます。
一時期、まとめてやってしまったり、最後にまとめてシールを貼るようになっていたんですが、4月号が届いてから、新しい学習管理用電子機器が届いたからか、またキッチリしはじめました。
何度も同じような学習管理電子機器が届くのはもったいないようにも思えますが、定期的に新しいものにして、仕切り直しすることが子どもには特に必要なのかもしれないですね。(古いものは食事の終了時間など別の時間管理用となっています)
無学年式のタブレット学習教材「AI国語算数トレーニング」(追加料金なし)のこと
さかのぼり自由なので小6からスタートがお得
紙教材ではなく、タブレットなどでこなす教材で気になったのはやはり、「AI国語算数トレーニング」。子どもも楽しみにしていたので、さっそくレベル設定をしてはじめました。
やはり該当学年からスタートすることをすすめる画面が出てきます。
しかし、算数の計算分野だけ、実際にテストをしてスタート地点を決めるようになっていました。全問正解したので小6スタートとなりました。他の分野は自分で決めることができるのですが、さかのぼって練習するのは簡単にできるので、他の部門もすべて小6スタートにしました。
我が家は漢検・数検を受けるためにあらかた先取学習をしている(漢検・数検にご興味のある方はカテゴリー欄からご覧ください)ので、うちの子にとっては語彙分野が一番勉強になるような気がしました。
ボタンの位置が左上!使いにくいので改善して欲しい
一般的なタブレット学習システムなんですが…
「次へ」ボタンなどが左上にあるんです!右利きの子にとっては使いにくい!
左利きの子がいることを考えたとしても、やはりボタンは下であって欲しいです。
できるだけ短時間でサッと終わってしまいたいのに、ボタンの位置でもたつく感じが出てしまいます。子どもも左上にあるから使いにくいと言っていました。
あと、タブレットの余白に自由に書き込めるようにしておいて欲しかったです。算数は特に自由に書き込める部分がある方が便利です。
解説動画&問題だけという印象を受ける
タブレット学習となるのでとても喜ぶかと思っていたのですが、子どもはまあまあという反応。「やってみたら?」と言われるとするという感じ。他の学習アプリのように自分から進んでする様子はありません。
いつもの紙教材の方が楽しそうなので、「このタブレット学習はあまり楽しくないの?」と聞いてみると、「解説動画と問題だけだから」と返ってきました。
新しい単元に入ると問題の前に解説動画があるんです。
いつも使っている他の無料学習アプリは問題と解説だけで、解説動画もないものが多いですし、充分と言えば充分なんですが…
よく考えると小学校で導入されたデジタル教材に似ています。
このナビマは問題だけでなく解説動画もあり、上の記事中に書いたのリスだけでなく、キノコなどランダムでキャラクターが出てくるそうですし、教科数も多く、かなり凝ったいろんな機能があります。
恐らく、チャレンジタッチ(進研ゼミのタブレット学習コース)の方はナビマよりも遥かに凝った機能がたくさんあるんだと思いますが、「AI国語算数トレーニング」はナビマに比べるとあっさりとしているように見えます。
「AI国語算数トレーニング」も、かわいいロボットのキャラクターが話しかけてくれたり、王冠マークが増えたりはするんですが、毎回、定型の画面が表示されるので、飽きてしまうところがあるんだと思います。
英語の方の無学年式学習教材ChallengeEnglishはもっと凝った仕組みになっています。
昔は「タブレット学習」というだけで飛びついて遊んでいたものですが、今は小学校でも導入され、普段もタブレットの学習アプリで遊んでいるので、「タブレット学習」が当たり前になり、慣れてしまっていて、基準が…
うちの子は、チャレンジイングリッシュ並みに凝ったものを期待していたのかもしれません。
将来的には中学の範囲も学習できるようになる?!
また、うちの子の場合、今使っている他の学習アプリは、まだ未習範囲なので問題そのものが目新しいのですが、「AI国語算数トレーニング」は小6までの範囲しかできないので、新鮮さが少なく惹きつけられるものが少ないというのもある(語彙分野はまだまだですが)と思います。だから、中学の範囲まで広げてくれていたらなぁと思いました。
そう思って、ふと調べてみると、ベネッセの「小学講座よくある質問」ページに次のような記載がありました。
【AI国語算数トレーニング】 「漢字」と「語彙・読解」の中学以上の範囲にはいつから取り組めるようになりますか?
2023年度にご提供予定です。
(【AI国語算数トレーニング】 「漢字」と「語彙・読解」の中学以上の範囲にはいつから取り組めるように | 小学講座サポートサイト|チャレンジやチャレンジタッチのよくある質問より引用)
予定だからはっきりとはわからないけれど、たぶん、一年後には中学の問題もできるようになるんですね!
今後の改善に期待~これまでも進研ゼミは常に改良してきた
また、学年を超えた理科や社会学習もプラスされると楽しんでするんじゃないかなとも思いましたが、これに関しては情報が見つかりませんでした。
しかし、これまでの進研ゼミの様子からして、時代に合わせてどんどん改良・変化していくように思えます。
進研ゼミを受講していた親御さんも多いかと思いますが、当時のものと全く違っていますよね?数年差のご兄弟でも教材の内容に違いがある状態です。
だから、また、これに関してもすぐに改善されるんはないでしょうか。今後に期待しています!
やっぱりコスパ抜群教材
優れた教材がたくさん届くのに低価格
良く考えると、さかのぼり先取り自由の「AI国語算数トレーニング」のみのような通信教材もありますよね。しかし、進研ゼミの場合、「AI国語算数トレーニング」は副教材。メインの教材は別にあります。しかも、先ほど書いたように漢字辞典やポスター、実験するための教具や学習サポート機器など数多くの優れた教材も届きます。
それに対して、あのお値段。学年によって受講費は変わります(1年生1か月あたり3,180円~)が、比較的安価です。
コスパ抜群ではないですか…。
同じ進研ゼミでもタブレット学習のチャレンジタッチではなく、紙教材中心コースのチャレンジにした方が、タブレット学習も紙教材学習もと両方楽しめてよりお得感を感じる気がします。
そのため、一時、小4からタブレット学習のチャレンジタッチに変更しようかと思っていたことがありましたが、shimausj.hatenablog.com
やっぱり紙教材中心コースを継続しました。他にも理由がありますが、それはまた別の記事にします。
低学年に特におすすめ
今のところ、中学範囲の「AI国語算数トレーニング」はまだできないので、低学年さんに特におすすめです。低学年のうちにサッサと小学校範囲を終わらせると後が楽ですよ!
我が家は算数は次の本と動画でザクッと終わらせました。
漢字は漢検アプリ。
我が家はあれこれといろんな教材に手を出していましたが、これからの時代の方は、「AI国語算数トレーニング」で楽に済みそうですね♪
今の時代の子どもたちは、私たち親世代の頃より学習内容が広く深くなりましたが、楽しく学び吸収できる道具がいっぱい。少しうらやましいです!
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