ごく一般的な英語学習歴の小学生が英検にチャレンジしたシリーズです。
先にライティング対策や
二次試験の面接(スピーキングテスト)対策のことを書いてしまいましたが、
いよいよ総まとめとして、普通のリーディング対策&リスニング対策について書いていきます。
普通の小学生の英語学習歴
まずは、英検以外の英語学習はどのようなものだったかということから。
乳幼児期
小さい時は母語獲得を優先することにして、英語は子ども向けの英語の歌をかけ流ししたり、『こどもちゃれんじ』を受講していたので、『こどもちゃれんじEnglish』(今のこどもちゃれんじは英語学習も入っているようですが、当時はなかったので別のオプション講座をとりました)を受講したりしていました。
英語の音声に触れるおもちゃやDVDがたくさん届き、楽しかったです。
小学校入学後
小学校に入ってから一年ほど『セイハ英語学院』に通いましたが、コロナでやめました。
小学校へ入ると『こどもちゃれんじ』が『進研ゼミ』になり、『進研ゼミ』本講座に標準でついている『チャレンジイングリッシュ』(追加料金不要)をしていました。
全国に『進研ゼミ』を受講している人は多いので、標準的な英語学習歴だと思います。
英検3級合格後
英検3級の2次対策で無料で利用して良かったので、
英検3級合格後、Kiminiのオンライン英会話をやさしい「小学生コース」から楽しく始め、「英検対策コース」へ途中で移行しました。
でも、Kiminiのオンラインレッスン「英検準2級コース」を受講したから合格したというより、「英検準2級コース」を予習なしで受講する力があるなら合格するだろうという感じで…(英検3級合格した直後の力では、オンラインレッスンの授業テキストに知らない単語がたくさん出てくるので、事前に単語の意味を下調べしておかないと受講そのものが厳しいです。次のメインテキスト欄に書いた本の内容がKiminiの無料予習教材となっていて、対応しているので、それをしながら受講すると効果的です)やっぱり別に英検準2級を学習したから合格した気がします。
オンラインレッスンの「英検準2級コース」をサラリと一度受講しただけでは足りないので、過去問題集やテキストを購入し別に勉強しました。
オンラインレッスンだけで英検に合格するというのは難しいですが、英語慣れにはいいので現在もコースをかえて毎日継続受講しています。
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メインテキスト
英検3級対策に使ったもの
子どもが書店で欲しがった『小学生のためのよくわかる英検3級合格ドリル』を購入しました。
マンガや迷路などお遊び要素が多いので、遊びの1つとして使っていました。
初めて英語の世界に触れるお子さんには遊び感覚でいいと思います。
本格的に勉強したのは『英検3級ひとつひとつわかりやすく』。
授業動画付きなんです。
⇒ひとつひとつわかりやすく授業用動画 【 中学改訂版( 2021 年発売)非対応 】
実は、『中学英語をもう一度ひとつひとつわかりやすく』を先に欲しがられて購入していたので、
≪『英検3級ひとつひとつわかりやすく』はいらないんじゃない?≫と思いましたが、効率よく一人で動画を見て勉強してくれるならと購入してしまいました。
『中学英語をもう一度ひとつひとつわかりやすく』は途中で終わっていますが、『英検3級ひとつひとつわかりやすく』は最後までやりきりました。何度も同じテキストを繰り返しする方が身につくようですが、うちの子はそれを嫌がるので1度取り組んだだけです。
英検準2級対策に使ったもの
まず、『英検のプロと一緒!つきっきり英検準2級』を購入しました。
中学生のように学校で勉強をしていないので、導入となる教科書的なものが欲しかったんです。
カバーをとるとこんなにシンプルです。
内容については、次の記事に書いています。
次に、本格的に英検準2級の勉強をしようと「ひとつひとつわかりやすく」シリーズの次の本を買いました。
ボロボロですね…これは、3級の本と違って授業動画がありません。先ほど紹介したオンライン英会話Kiminiと連動している(オンラインレッスンの予習教材が「英検準2級をひとつひとつわかりやすく。」と同じ)ので、それに合わせてすすめていきました。
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一度サラッとしただけでは忘れてしまうので、学習部分はコピーして貼っておきました。(見開き左が学習ページ、右が問題演習になっています)
英単語本
英検3級対策に使ったもの
英単語本は、本屋で立ち読みして、子供向きだなと思えたランク順の単語本を買いました。
カラーイラストが多数あり、
最初に「良く出る語形変化と重要単語」「イラストでまとめて覚える重要単語」という部分もあったので、3級の学習の入口にちょうどいいように思えました。
コピーして貼っておいたり、子どもと一緒に出かける時に持ち歩いていましたが、なぜかうちの子は本気で音声と共にチェックすることもなく…
多くの人が使っているという「パス単」も気になり、追加購入しました。
こちらは試験前に音声を聴きながら一通りは本気で取り組み、チェック問題も全部しました。
チェックボックスは3回分ありますが、うちの子は一回で終了!そういうタイプです…。
他にも次の単語本も購入しました。
上に載っている方が、改訂版の『速読英単語』中学版です。カバーをとるとシンプルでおしゃれです!
ストーリーの中で単語が学べるので「単語の学習」という感じがしないですし、話が面白いので楽しめます。
これは非常に気に入り、持ち歩いて自分から読んで楽しんでいました。
短いストーリーですが、読解対策にもなります。
調子にのってこのシリーズの『速読英単語 中学版 改訂版対応 書き込み式単語ノート』も購入。先ほどの写真の下にあるものです。
次の記事にどんなものだったか書いてます。
それでも「書く練習」や「コツコツ努力」が好きではない小学生なので、最後の方はできませんでした。
本音を言えば最後までして欲しかったのですが…YouTube動画やアプリでも覚えることができる!と気持ちを切り替え、無理して最後までさせることはしませんでした。単語対策に使ったYouTube動画やアプリのことは、この記事内で後述しています。
英検準2級対策に使ったもの
英検準2級の英単語本としては、『文で覚える単熟語』を購入しました。
3級の時に使ったストーリーで覚える『速読英単語』がとても良かったので、同じように短いストーリーの中で単語を覚える単語本を購入することにしました。
最初のページの方が簡単な単語というわけでもなく、いきなり日本語訳なしで読み切るのは難しいのですが、全訳がすぐ下にあるので楽ですし、内容が「ホテルのロビーでジンベイザメを飼育」などうちの子の興味を引くものが多かったので重宝しました。
内容はテーマ別となっていて、「社会・出来事」「文化・科学」「身体・医療」分野など普通の小学生が知らない大人社会の話も載っていたので、ライティングや2次対策にもなったかもしれません。
子ども自身が気に入り、3級の時は単語本をたくさん買いましたが、準2級の時はこれひとつで済みました。
実は、『英検3級 文で覚える単熟語』もあります。
英検4級までは『絵で覚える単熟語』となっていて、
3級からあることに気付いていなかったんです。もしかして、3級の時もこれを使っておけば良かったかもしれないですね!
YouTube動画・無料アプリ
次の記事に書いていますが、YouTube動画で単語を覚えることもできます。おすすめのYouTube動画は次の記事にかいています。3級の時は特に大活躍しました。
他にもアプリを使いました。
一番よく使ったのは次のアプリです。
検定が終わってから存在に気付き、お気に入りとなっているアプリも紹介しておきます。
他にもスタディギアを無料の範囲内で使いました。英検を申し込むと無料で使える範囲が少し多くなります。
※リスニング対策はほとんどしていませんが、テキストや英単語本についている音声をつないでかけ流しにしていたので、自然にリスニング力がついたかもしれません。
過去問題集
3級の時も準2級の時も、旺文社の『英検準2級過去6回全問題集』を使いました。
購入者Web特典として、自動採点サービスがあるので、タブレットやパソコンを使いたがるお子さんだとすすんでしてくれると思います。また、二次試験の面接シュミレーションもできます。
しかし、本番は紙の用紙で受験することになりますし、自動採点では間違ったところを何度も復習するのに不向きなので、かなり拡大コピーして渡していました。
自動採点サービスは息抜きやコピーが間に合わない時の補助的なものとして、考えておいた方がいい気がします。
過去問で間違った個所の復習が一番大事なのですが、それがイヤなのが小学生(うちの子だけかもしれませんが…)。特に3級の時は、別冊になっている過去問の解説を拡大コピーして見やすくし、間違った部分の解説を囲ったり、大事なところに蛍光ペンでマークして渡してあげました。
英検のためにコピーした用紙の束の一部です。
大量にコピーしたりプリントアウトするのは面倒ですが、合格後、記念写真をとって処分すると気持ちいいですよ!
ライティング対策・二次試験面接対策は
ライティング対策については、次の記事に書いています。
二次試験の面接対策も次の記事に書いています。
他にも英検に関する記事をいくつかあげておきます。ご興味のある方はお読みください。
●英検本会場受験の記事です。
子どもが受験したレポート記事で、コロナ前までと違う点などを書きました。
●英検準会場受験の記事です。
本会場受験をしたくない場合は、塾などに所属していない場合も、外部生を受け入れてくれる準会場で受験することができます。(本会場受験と同じ資格が得られるのに、受験料がお安くなります)その際、「知らなかった~!」と思ったことを書きました。
●英検二次試験の記事です。
一次試験は準会場受験をしても、二次試験は本会場受験と同じように面接を受けることになります。
●英会話教室の面談で英検ついて聞いた話を書いた記事です。
この面談で、本人が望むなら落ちてもいいからドンドン受けて行こうという気持ちになりました。
●手軽に英語学習する方法を書いた記事です。
ゴガクアプリは今も使っています!よろしければ、ご覧ください。
今回も長々と書いてしまいましたが、お付き合いくださりありがとうございました!
「英検にチャレンジした体験」シリーズを勝手に作っておきながら、なかなか仕上がらなかったので、ホッとしました~!
それにしても、最近は英検の低年齢化がすざましいですね。普通の公立小学校に通わせていますが、小3で準1級をとった子が同じクラスにいたりします。身近にいるわけではないですが、小4で英検1級の子も(帰国子女でもなく、インターに通っているわけでもないそうです)いるそうです。
感覚が古いので1級って…という気分になりました。時代はかわりましたね☆
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